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新築一戸建て、輸入住宅、注文住宅の加藤工務店(神奈川県綾瀬市)

2006年07月07日

社長の多事総論

1ヶ月早いですね〜
もう住まいるの時期ですね。
真夏日が続き梅雨はどこへいっちゃったの〜という陽気ですが、みなさんいかがお過ごしですか?
W杯も日本は残念に終わりましたが、『世界の壁』をまざまざと思い知らされたという感じですね〜 
四年後に期待です。 今度は“国産のスーツを身に纏って望む”くらいのスピリッツでないと・・・
心で負けてしまっているような気がしませんか?

 スピリッツと言えば・・・
1軒、1軒を大切に・・・心ある家づくりをめざす弊社としては、今後の方向性として、材木を※1プレカットで加工するだけでなく、本当の家づくりを目指して行きたいと考えています。 『何で今それが必要なの?』 と思う方も、たくさんいらっしゃると思います。 
社内でもどちらかというと、反対の風が吹いているような・・・ なぜ、時代に逆行するような真似を、加工技術がすすみ、精度もスピードも5年前とは比べ物にならない程の現代にするの?と思われるでしょう。

それは、1軒のリフォームから始まりました。
そこは、弊社が30年前に新築したお宅です。 床・壁・天井を新しくする工事でした。 骨組みを残し全てを解体してみると、柱や梁には数ミリと狂いがないのです。 仕事柄、もっと築年数の新しい家の床下や、天井裏に入ることも何度もあるのですが、金物が多い割には、ナットが緩んでいたり材料が変形していたりする場合があります。 でも、それがあたりまえと思っていました。
昔と比べて、良い材料が無くなっていることも大きな要因とは思いますが、それよりも、コストや時間の問題、家に対する思いが薄れていることは間違いないと思います。 実際に、大工の手で加工すると、建坪40坪の家で1ヶ月程かかる工程が、プレカットですと数時間で終わると言われています。
ただし、プレカットは機械のすることなので、精度良く短時間で加工することは得意ですが、コンピューターに打ち込まれたデータ通りに刻まれていくだけです。 1本1本の木の性を見て、将来曲がる方向を予測し、適材適所に使用することは不可能です。 やはり“木は生き物”。使われるべき箇所や方向があります。 梁に使う材木が、上下逆になっているのを見た事があります。 ※2継手や仕口にしても、機械では限界があります。 
ただ上手に納まっているといった状態が殆どです。工業技術がいくら発達しても、家づくりだけはまだまだ機械任せにはできないですね。 そんなスピリッツを大切にしていきたいです。


※1: 木造建築住宅の施工において、従来、大工が手加工または電動工具を使って、それぞれの構造材に施す加工を、
工場にて、コンピューターと連動した機械に置き換えたものです。
※2:  2本の木材を組みこむ接合法を“継手”(つぎて)といい、角度を変えて木材を組みこむ接合法を“仕口”(しくち)といいます。いずれも釘やかすがいを使わず、しかも外からはそれとわからぬ、木造建築の基本的な工法のひとつです。そこには、棟梁たちが競って編みだし、練りあげた大工技術の粋があります。 複雑に組み合わさり、支え合うことで、建物の強度をもたせる「総持ち」という考え方から生まれた技術です。
posted by みんな at 07:23| Comment(0) | TrackBack(2) | 住まいる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする