2007年05月29日
社長の多事総論6月号
皆さんこんにちは!
皆さんも感じていることでしょうが、本当に考えられないような殺伐としたニュースが、毎日毎日続いていますね。それも親子や夫婦、兄弟と身内の関係ばかり。
全く知らない地域で起こっているとはいえ、目を覆いたくなるような・・・
『世の中、おかしくなっている』の一言では片付けられないような気がします。
そんな中で気持ちを明るくしてくれるのが、はにかみ王子やハンカチ王子・愛ちゃん・松坂。
みんな頑張ってますね〜 若者に元気をもらっています。
熱〜い高校生
そこで、少し前にみたTVで感動した話しです。私は始めて聞いたのですが、三重県の多度大社というところの“上げ馬神事”という伝統行事のことです。http://www.dydo-matsuri.com/list20/ageuma/index.html
〔南北朝時代、若武者の士気高揚のために始まったという伝統行事。若武者に扮した若者が馬に乗り、参道脇の約100メートルの馬場を疾走。立ちはだかる高さ2メートルの土壁を上がりきった馬の数で、田植えの時期や稲作の豊凶などを占ったといわれる。毎年10万人近くの人出でにぎわうお祭り〕
最近は、そういった神事は形を替え簡略化されていくものが多い中、この神事はほぼ最初のころの形が残っているという。主役となる、馬に乗る者は、地元の青年(高校生)の中から6人がくじ引きで選ばれる。皆名誉のこととして選ばれたい半面、その後2週間の厳しい生活や、落馬等の事故も頭をよぎる。その中の2名を密着取材していたのですが、2週間前から“清められた体”ということで神社での生活が始まり、普通の生活から一切断たれる。例えば、携帯やTV、音楽などは当然一切禁止。確か食事も野菜などが中心で、肉は食べられなかったと思う。女性とは口を聞くこともできない(電話も)。風呂も入れず、毎朝近くの川に体を清めるために肩までつかる。水の温度は2℃ほど。お清めということで、川からあがっても体を拭くことはしてはならず、寒さをこらえながらそのまま服を着て、1日何時間も練習を続ける。健気に約束事を守り、1つの神事での成功を目指し頑張る姿は、顔は幼くも勇壮というべきか一人の男として格好良く見える。『素の高校生はこうなのだな』と思いました。やはり環境が左右するのですね。二人が土壁を越えられるよう、先輩や後輩が練習中から一緒について声を掛け合い励ましてくれる。選ばれた者だけでなく、全員でこの神事に望もうとしている。当日馬に乗り、陣笠、腰には刀を差し、静まり返った観客の中を若者達は極度の緊張の中走り抜けていく。壁の間際には仲間の応援する声が響き渡る。二度目の挑戦で何とか上りきることができた。仲間からの声援に美しい涙を流した。あどけない中にも、やりきったという、2週間前には見られなかった凛々しい姿があった。遠くで両親も、無事だったという安心感と息子の成長に涙する。
これが本来の姿なのだと思いました。なんでも便利になりすぎて、一部の高校生などは大人のすることよりもはるかに進んでいる。何を生き急いでいるのだろう?これも、せちがらい世の中の産物なのだろうが・・・ きれいな涙を見て、久々にテレビの前でもらい泣きしてしまいました。


